高専生は安易な気持ちで地方国立大学に編入するな
!注意!
このブログはクソ雑魚高専生だった僕の体験記です。強い高専生には何の参考にもならないんで読まないでください。
雅™(@uru_kame)です。
年度末に差し掛かり、2018年度を振り返ると共に2019年度に向けて意気込んでいく時期がやって来たかと思います。
僕の2018年度は新たな環境でのスタートとなりました。
5年間通った工業高等専門学校を卒業し4月から地方国立大学に編入した僕は、この1年間初めての大学生活にドキドキしながらも、とっても楽しいキャンパスライフを送ってきました。
新しい土地、新しい学校、そして新しい友達......
全てが新しい尽くしの環境は僕にとって凄く新鮮で、目に飛び込むもの全てがキラキラ輝いて見える、そんな1年間でした。
いま大学編入を考えている全国の後輩たちに、僕は是非ともこう伝えたいです。
スタートです。
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自己紹介
はじめに簡単に自己紹介をしたいと思います。
・第1志望の大学に落ちたので、滑り止めで受かった中堅地方国立大へ編入
・高専時代は幸いにも友達に恵まれ、楽しい五年間を過ごす
・専門科目は得意ではないが、テストは得意
・好きなものはアニメ漫画ゲーム
これといって特徴のない高専生でした。よくいますよねこういうやつ。
早速ですが、大学編入についての情報をたくさん調べてるそこの貴方、
こんな情報を見たことはありませんか?
「編入生は大学で頭良いキャラとして扱われる」
はい。正しいです。
「高専に通ってたってことは頭良いんだね!凄い!」ってめっちゃ言われます。
でもこの情報、省略無しでより詳しく書くと、
「編入生は同学年の友達ができないため、喋る相手がおらず、結果的に勉強ができなくてもバレない」
こうです。
友達ができないことについては後述しますが、とにかく編入生はβテスターではありません。
編入した時点でこれまでの常識は通用しなくなります。
友達もいなければ学校の仕組みもわからない。
それどころか教授によっては、
「去年使ったツールを使いますけど、必修だったし説明は不要だよね?w」
みたいな無茶振りを平気でしてきます。
まさに裸一貫からのスタート。
それもただのスタートではなく、チュートリアルぶっ飛ばして物語中盤からのスタートです。
自分から能動的に動いてしっかりと大学での情報を集めないと、いくらちゃんと授業を受けていても単位は取れません。
国立大学理系の授業はそんなに甘くないのである。
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3年のうちにクラス内で友達を作るのは諦めろ
「でもなんだかんだ言っても高専は余裕だったし、多少環境変わってもいけるべ?w」
いけません。
高専時代に助け合っていた沢山の仲間は、大学にはいません。
いや、それどころか貴方がコミュ力の鬼神レベルでなければクラス内に友達を作るのはまず不可能でしょう。
理由はたくさんあります。
- 他の学生は既に3年間でコミュニティができあがっている
- 同級生たちは取るべき単位をしっかり取っているので授業が被らず、会う機会すらない
- そもそも自分からグイグイ行く以外に話す機会はない
- そしてお前にそんなコミュ力はない
etc...
こんなところでしょうか。
何事にも物怖じせず、自分をグイグイ押し出していけるタイプであれば友達もできるかもしれませんが、根暗コミュ障の僕には無理でした。でも高専生って僕みたいなタイプ多いですよね。
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やりたい事がやれると思うな
編入生は基本的に、周りの同級生に比べて単位を持っていません。
僕が編入した大学では、上限MAXまで振り替えても80単位弱ほどの単位しかもらえませんでした。
一方、同級生たちは平均で90単位ほど持っています。
取れなければならない授業数は段違いで、もちろん忙しさもそれに比例します。
しかし教授たちはそんなの御構い無しと言わんばかりに、容赦なく課題をぶつけてきます。
その結果、通常は2年生の時に通るはずだった鬼門と、
3年生で通る予定の鬼門が悪魔合体して、
超特大の鬼門ができあがり、僕らの前に立ち塞がってくるのです。
ムリだって〜〜〜。
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この暗闇をどう突き抜ければいいか
ここまで読んでくれて「いやもう大学編入決まっちゃったし……」
って思ってるあなた、御愁傷様です。
あなたを待っているのは地獄そのものであり救いなどありませんが、可哀想なので一筋だけ光明を差し込んでおきます。
絶対にサークルor部活動に参加しろ。
これは編入生活を乗り切るための絶対条件です。
王道RPGにおける勇者くらい、これがないと始まらない。
部活動に所属すれば友達ができます。先輩ができます。後輩ができます。仲間ができます。
また、部活動はクラスとは違ってコミュニティが変化します。
新入生が入ってきたり、先輩が卒業したり。
3年生で急に入ってくる奴がいても、まぁそこそこ柔軟に受け入れてもらえるってわけです。
もしこの救いがなかったら、僕は人生と大学生活が辛すぎて富士の樹海*1で首を括っていたことでしょう。
人として生きる上で友達は絶対に必要、というのは僕の持論ですが、案外間違ってもいない気がします。
人という字は人と人が支え合ってできていると、ホリも言っていました。
クラス内で友達を作ることはさっさと諦めて、別のところで友達を作りましょう。
夢のキャンパスライフに近づきますよ。
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最後に
あなたは何のために大学に編入しますか?
高専とは違った環境を見てみたいから?
単純にキャンパスライフに憧れて?
よしんば教育学部の女の子と付き合っちゃったり?
より専門的な勉強をするため?
はたまた就職するのが嫌だから?
ウルセェ。
違った環境見てどうすんだ?見ただけじゃ何も変わらねえ
お前が憧れてるキャンパスライフってのは、1年生からいねえと体験できねえモンだ
高専に5年間もいて彼女できねえやつが、たった2年間大学行って彼女できるわけねえだろ、鏡見ろ
専門的な勉強?
就職するのが嫌だ?
以上です。
※初めにも書きましたが、この記事は僕が編入した大学での体験を元に書いています。他大学ではまた状況が違う可能性もありますし、そもそも僕と同じ人間性じゃなかったら大して参考になりません。そんなクソの役にも立たない記事ですけど、なんか聞きたいこととかあったらDMとかください。答えます。
*1:大学がバレる